はじめに:介護と仕事、両立の壁にぶつかって
「母の介護が始まってから、自分の時間がなくなった…」
50代を迎えて、子育てが落ち着いたと思った矢先、今度は親の介護が始まる——。
私もそんな「介護と自分の人生」の狭間で悩んできたひとりです。
パートを続けながら親の介護をするだけでも毎日が精一杯。
それでも「このままでは将来が不安」と思い、副業を始めました。
最初は本当にバタバタでしたが、いまは**“介護と副業を両立する生活”**がなんとか形になってきました。
今回は、私のリアルな1日スケジュールと、両立のコツをお話しします。
私の1日の流れ(平日編)
朝:6:00〜8:00
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起床
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母のトイレ・着替え・朝食の介助
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洗濯やゴミ出しなど家事
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自分の身支度、簡単な朝食
午前:9:00〜12:00
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母はデイサービスへ(週3〜4回)
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その間に**在宅副業(ライティング)**を1〜2時間
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時間があれば買い物や家事の続き
午後:12:00〜17:00
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昼食(自分だけのときは簡単に)
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1〜2時間ほど副業タイム
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夕食の下ごしらえや片付け
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16時頃に母が帰宅。お茶の用意、バイタルチェックなど
夜:17:00〜22:00
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母と一緒に夕食
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入浴の介助・薬の管理
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一息ついたあとは、30分〜1時間ほど副業作業(無理のない範囲で)
副業の時間はどう確保しているか
正直、まとまった時間を取るのは難しいです。
でも、「1時間だけ」「30分だけ」でも、小さく取り組むことを心がけています。
私が実践しているのはこの3つです:
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すきま時間を見逃さない:デイサービス中や母のお昼寝中にパソコンを開く
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ToDoリストで作業の優先順位を決める:今やるべきことを可視化する
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スマホ活用:ライティングの下書きやリサーチはスマホでも可能!
副業内容は、クラウドワークスやココナラなどで見つけたWebライティングやアンケート作業が中心です。納期に余裕がある案件を選ぶことで、焦らず続けられています。
家族との協力体制・工夫していること
介護はどうしても自分ひとりで抱えがち。でも、家族の協力があると気持ちがとても楽になります。
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夫には週末の介護をお願いする(その間に副業に集中)
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息子には母の話し相手を頼む(夕食後の30分だけでも助かる)
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ケアマネージャーに相談してサービスを見直す
また、**「手抜きもOK」**というマインドに切り替えたことも大きかったです。
冷凍食品や時短家電、外部サービスなどを取り入れて、自分の負担を減らす工夫をしています。
介護と副業を両立するために大切にしている3つのこと
1. 完璧を目指さない
「ちゃんとやらなきゃ」と思うと苦しくなります。
60点でもOK、と自分に言い聞かせて続けています。
2. 無理のない副業を選ぶ
時間・体力・気力に合わせて、「自分にできること」から始めるのがコツです。
始めやすいのは以下のような副業です:
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スキマ時間でできる【クラウドワークス】【ココナラ】
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外出不要で完結できる【アンケートサイト】や【在宅ライター】
3. 自分を大切にする時間も確保
介護も副業も、自分の心と体が元気でなければ続きません。
お気に入りの紅茶をゆっくり飲む時間、好きな音楽を聴く時間——
そうした小さな「自分ケア」が原動力になります。
まとめ:完璧じゃなくていい、小さな積み重ねでOK
介護と副業の両立は、決して楽ではありません。
でも、「1日1時間だけでもやってみよう」と小さな一歩を積み重ねてきたことで、
今では少しずつ自分の人生の時間も取り戻せているように感じます。
がんばりすぎず、頼れるところには頼って。
そして「自分にもできる副業」で、未来への備えを少しずつ始めてみませんか?
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