「介護離職しない」ために始めた副業とは

はじめに|介護離職だけはしたくなかった

「このままじゃ、仕事を辞めるしかないかも…」
そう思ったのは、親の介護が本格的に始まったときでした。

実際、介護のために離職する人は年間約10万人
しかし、生活のこと、将来の年金、社会的なつながりを考えると、簡単に辞める決断はできません。

私が選んだのは「副業」という道でした。
収入の柱を増やすことで、会社に依存せず、介護との両立にも希望が見えたのです。


副業を始めた理由は「逃げ道を持ちたかった」から

親の介護により、早退や休暇が増えると、職場での立場が気になり始めます。
そんな中、「このまま職場にいられなくなったらどうしよう…」という不安が頭から離れませんでした。

そんなとき出会ったのが、在宅でできる副業でした。


私が選んだ副業ベスト3

① Webライター

・パソコン1台で始められる
・自分の介護経験を生かした執筆も可能
・月1万円〜3万円ほどの収入からスタート

時間の調整がしやすく、スキマ時間にできるのが魅力でした。


② デジタルコンテンツ販売(PDF・素材など)

・Etsyやココナラで販売
・初期費用ほぼゼロ
・1度作れば“自動収益”の可能性も

実際に「介護記録シート」や「介護スケジュール表」を自作して出品したところ、少しずつ売れ始めました。


③ アフィリエイトブログ

・50代・介護経験をテーマに記事を執筆
・広告収入で月5,000円ほどからスタート
・将来的な“ストック型収入”を目指せる

介護で得た知識や工夫を「ブログ記事」にして収益化することで、自分の経験が誰かの役に立つ喜びも感じられました。


副業で得られた“安心感”

「職場に頼らなくても生きていけるかも」
この気持ちが、精神的な余裕につながりました。

結果的に、介護も仕事も、どちらもやめずに続けられている今があります。
大きな収入でなくても、選択肢を持つことは、自分の人生にとって大きな力になります。


おわりに|副業は“逃げ”ではなく“備え”

副業は、介護離職を避けるための「保険」でもあります。
会社を辞めなくても収入源を増やすことで、心にもゆとりが生まれました。

「介護があるからこそ、副業を始める」
それは、現代の50代にとって“普通の選択肢”なのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました